リフォームで床暖房をつけるには、床を張り替えなければなりませんので、大がかりなリフォームが必要になります。最近は、既にある床を利用して、その上に熱源を取り付ける上張りのものもありますが、その場合は床が痛んでいない必要があります。
床暖房には、ヒートポンプ温水式、電熱線式、自己温度制御式、蓄熱式などがあります。
初期費用が安いのは電熱線式で、リフォームが簡単にできるのは自己温度制御式です。ランニングコストが安いのは蓄熱式で、24時間の暖房ができるので寒冷地に向いています。
最近建てられているマンションのほとんどが、標準設備として取り入れているほど床暖房が普及しているには、床暖房は他の暖房器具では得られない快適さがあるというわけがあります。
現在の暖房器具の主流である、エアコンや石油ファンヒーターは、温かい風を吹き出して部屋を温めますが、風が吹けば、床のホコリやペットの抜け毛は舞いますし、風を浴び続けるとのどが痛くなってきたりします。そしてエアコンは頭上から温風が吹き出してくるので、どうしても重量の軽い温かい空気は上のほうに溜まりがちになり、足下は冷えた空気が下がってきてしまいます。
一方、床暖房は部分的ではなく、床一面が暖房器具になるので部屋全体を温めることができ、床そのものが暖房なので、部屋の中がすっきりします。また、ホットカーペットのヘリにつまずいて転んだりするようなこともありません。しかし、デメリットとしては暖房のような即効性がなく、暖まるまでに少し時間がかかってしまいます。
床暖房は施工費はかかってしまいますが、普及するなりの快適さと安全を得られるようです。
最終更新日:2008/09/24